「うちは井戸水なんだけど、エコキュートは設置できますか?」

というご相談をいただくことがあります

 

今回は交換事例をご紹介しながら注意点なども含めご紹介させて頂きます

 

井戸水の問題点・・・・・・

水質の問題

井戸水には鉄分・マンガン・カルシウムなどの成分が多く含まれている場合があります

これらの配管や熱交換器に付着すると故障や寿命の短縮につながります

水圧の問題

井戸ポンプを使用するため、水圧が安定しないケースも・・

エコキュートは安定した水圧を前提に設計されてる為トラブルの原因になることもあります

 

このような問題点を踏まえ対策はあるのでしょうか

 

エコキュートを使いたい場合以下のような対策が考えられます・・・・・・・

 

 

  • 水質検査

鉄分や硬度がどの程度あるかを調べます

  • 砂こし器を設置します

ポンプの砂かじりによるモーターの焼損やポンプの摩擦を防止します

また、貯湯ユニットのストレーナーの目詰まりによる流量低下を軽減します

  • メーカー保証の確認

井戸水での使用は保証対象外になることが多いです

自前にメーカーや施工業者に確認することが大切です

 

交換事例


築上郡築上町にお住まいのJ様邸の事例をご紹介します

【灯油ボイラーからエコキュート交換】

施工前

 

 

今回灯油ボイラーからエコキュートに交換でしたので

設置する度台から作成

エコキュートですが「本体を置くだけで簡単に使えるの?」と

質問をいただくことがありますが

実は導入する際は電気工事が不可欠です

エコキュートはヒートポンプを使ってお湯を作る仕組みです

家庭用の一般的な100Vのコンセントではもちろん動かせません

200Vの専用回路が必要になります

 

具体的な工事例 

専用回路の増設・ブレーカーの設置・アース工事(漏電や感電を防ぐ)・電力会社への申請(契約アンペア・深夜電力の設定)

 

施工後

 

2025年度のエコキュートの国の補助金申請期限は予算の上限(100%)になると申請受付が終了します

そのため2025年12月31日以前に補助金制度がなくなるとできなくなります

(※補助対象製品として登録されたものが対象になります)

交換後検討中の方はお早めにご連絡ください